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「神さま自身が神さまに出会わせてくださる」 [中高生向けのお話]

中高生礼拝 20180114 ヨハネ1:35-39 p.164 
 
「神さま自身が神さまに出会わせてくださる」

 おはようございます。今日の聖書の中で、イエスさまは、これから弟子になる人たちに、「何を求めているのか」と言われました。

 わたしたちが、そのように訊かれたら、何と答えるでしょうか。中学生、高校生の皆さんだったら、もっと部活で上達したいですとか、もっと成績を良くしたいですとか、もっと自由でのびのびとしたいですとか、答えるかも知れませんね。

 人生を何かを探す旅だとすると、それは何なのでしょうか。わたしたちは、人生の旅において、何を探し求めるのでしょうか。

 それは、人生を良く生きること、人生をゆたかに生きること、人生を有意義に生きることではないでしょうか。そして、それは、わたしたちの人生にとって一番大切なもの、また、わたしたちが生きているこの世界にとって一番大切なものを探しもとめることではないでしょうか。

 そのためには、まず、その一番大切なものを探しもとめる旅を案内してくれる人、一緒に旅をしてくれる人と出会うことではないでしょうか。

 イエスさまに「何を求めているのか」と尋ねられて、これから弟子になる人たちは「先生、どこに泊まっておられるのですか」と答えました。

 すると、イエスさまは「来なさい。そうすれば分かる」と言われました。そして、この人たちは、イエスさまについていって、イエスさまと同じところに泊まったのです。

 これは、どういうことでしょうか。弟子になる人たちの人生にとって、一番大切なものは、じつは、イエスさまだったのです。そして、弟子たちをイエスさまに出会えるように案内してくれるのも、じつは、イエスさま自身だったのです。

 少し難しい言い方かも知れませんね。たとえば、皆さんが英語を話せるようになることを人生の目的とします。では、何が皆さんを導いて英語を話せるようにしてくれるでしょうか。それは、英語を話すことそのものです。わたしたちは、英語を話すことによって、英語を話せるように導かれていくのです。わたしたちは英語によって英語に導かれていくのです。

 イエスさま、そして、神さまも、同じです。わたしたちが、わたしたちのいのちを創ってくださり、この世界を創ってくださり、この世界とわたしたちの人生にとって一番大切な神さまを探し求めたいと思うのなら、神さま自身についていくことです。イエスさまについていくことです。

 神さまを探し求めることこそが、わたしたちの人生にとって一番大切なことだと、わたしは考えますが、じつは、神さまご自身がわたしたちのこの旅を導いてくださるのです。
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「わたしは救い主ではありません」 [中高生向けのお話]

中高生礼拝 20171231 ヨハネ1:19-28 p.163  
「わたしは救い主ではありません」

 おはようございます。ときどき、あの人は神さまのような人だ、などと呼ばれる人がいます。なかには、自分から、わたしは神だ、などと言う人もいます。けれども、どんな人間であっても、神さまではありません。

 わたしはこうして牧師をしていますが、皆さん、よくご存知のように、神さまではありません。神さまのような人でもありません。ただの人間です。

 これは、あたりまえのようなことですが、とても大切です。たしかに、「わたしは神だ」などとは言っていませんが、まるで、自分が神であるかのように、自分が言うことはすべて正しい、すべて自分の考えるようにさせたい、自分ならすべて解決できる、と思っている人がいます。わたしたちも、ときどき、そういうモードになってしまうことがあります。けれども、わたしたちは、どの人のことも神さまのように見なしてはならないし、自分が神さまのように発言したり行動してもならないのです。

 ヨハネという人がいました。イエスさまと同じ時代の人です。人びとはヨハネのことをイエスさまのような救い主、メシアだと勘違いをしましたが、ヨハネは、はっきりと「わたしはメシアではない」と言いました。
 
 さらには、わたしは、救い主であるイエスさまの道を準備する者だ、と言いました。そして、「救い主はわたしの後から来られる。わたしはその方の履物のひもを解く資格もない」と言いました。ヨハネは、自分を救い主と同じにしてはならない、と人びとに強く訴えたのです。
 
 これをわたしたちにあてはめてみたら、どうでしょうか。わたしたちも、ときどき、すべてを自分の力で解決しようとしてしまいます。自分には、自分の問題も、他の人の問題も解決できる力があると思ってしまうことがあります。自分は、自分も、他の人も助けることができる、自分は、自分や他の人の救い主になることができる、と思ってしまうことがあります。
 
 けれども、わたしたちは、自分のことについても、自分以外の人の力を頼りにすることは大切ですし、神さまにお祈りすることも大切です。

 もちろん、自分で精一杯やらなければならないこと、ならないときがありますが、自分以外の人、今日の聖書の言葉で言えば、「自分の後から来る方」の力を借りることも大切です。

 わたしたちは、まわりの人の助けも信頼し、神さまにもお祈りすることで、わたしたち自身が神さまやメシアになろうとする傲慢を避けることができるのではないでしょうか。

 わたしたちを本当に支えてくださるお方は、神さまなのです。わたしたちは、自分だけを信じるのではなく、根本では、神さまを信頼して生きていきたいと思います。
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